おどろう

おどろう
おれたちが参加したかった社会について
おどろう
なまえのしらない隣人たちと
おどろう
すべての音楽を同時にかけて
おどろう
すべての言語を同時に喋って
おどろう
燃えないゴミと燃えるゴミを混ぜこぜにして
おどろう
手や足のない奴らもにこにこして
おどろう
何も変わらないってうつむいたね
おどろう
関係ないってそっぽ向いたね
おどろう
朝が僕らを迎えに来ても知らないふりをして
おどろう






現実とは、みんなでぼくたちはこういう世界をみていることにしようよ、という約束だ

こころはね
感動してないと
しんじゃう

プライドより大事なものは
こころをひらくこと
時にそれは誰にも知られることなく蟻の死体を三千匹連続でなめてお腹に入れてしまうくらいの屈辱だったぜ糞ったれ!


気が狂いそうになったらむねに手をあてて
今まで味わったすべての憎悪をおもいだせ
ろくなせかいじゃないと
ワンルームマンションでひとみを


おれもわからないけれどもし
俺の赤ちゃんが生まれてくるあかつきには
たすけてくれ、というか
ようこそ!
といいたいね
わからないけどね