2005-08-15 だらだら書きたい 旅という名も 財布という名も いまはなく 藁の部屋や 雨上がりの国道を なつかしい歌や まだしらない歌を 口ずさみながら 水たまりに虹を かかとの光りと影を すぐにイカれてしまう 壊れた腕時計の ねじを巻いて 仔猫にはミルクを 陽射しには手のひらを 十字路には沈黙を わたしは