小説

止められなくなってきたな
そしてそれを望む自分がいる
理性を壊してほしいと
皆そっぽむいてる
勿論俺はもうハンサムでもないし、ましてや少年でもない
建物の影で煙草を吸っている
俺はマンホールのなかにいてハイヒールの音に今耳をすましている
歩行者天国で俺だけ水中にいて誰ともしゃべれない
刑務所にインターネットはあるのか?
指の無いホモがガタガタやってるか?
Enterとか押して改行して余裕あるじゃないかおれ
俺のなまえなんかどうだっていい
誰かが生き埋めにされているという話だ
命がけだよ
全存在的な
系とかじゃないんだよ
すべて性は。



駅構内の便所の鏡のまえでは
若い男たちが髪をつんつん伸ばしてセットしているので俺は手を洗うために
ちいさな声で呪いの言葉を唱えなければならない


お前らの糞みたいな彼氏。



政治にしろdocomoショップにしろ彼氏に対しては無頓着で放任してるから始末に終えない





東口でいい女ぶってる女を見つめる
彼女は俺の視線と俺を無視することにより価値を高め
便所で髪をつんつんセットしてた男に会いに行くのだ
水辺で群れをなすカモシカのような女子高生を目から出るヘヴィークロスボウで撃つ
俺の名はモンスターハンター



むしろ良心にもとづいて行動している人たちが
誰かを狂人に仕立て上げたりする。



半そでから刺青がみえてる奴
朝夕まだ寒いだろ
実際ロックとか言って皮ジャン着られても返答に困る
アートとかビジネスとかどうでもいい
仮性包茎が俺だってほんとは仮性包茎じゃないんだって言ってるだけな気がする
違うか・・



脚が汚いのに脚を見せている女が不思議
でもみてしまうorz


ウィーロードを抜けた北口のところでお巡りさんが二人立ってて
俺はわざと彼らの目に付くように煙草を吸っていて
でもここは喫煙コーナーだし俺は今あやしいものを持っていないし
家に帰れば家庭を持つ父でもありバイトでは職長経験もあり
谷川俊太郎と対談したこともある詩のような高尚な趣味人でもあるまっとうな都民なんだから
お前らはいま絶対に俺を捕まえることが出来ないんだよボケッ




私は職業柄、田舎者や気の弱そうな人に高価な絵画というか印刷されたイルカの絵を売りつけることが多く
byクリスチャンラッセンの手下




私は職業柄、昼ごろテレビの司会をしていることが多く
byタモリ




私は職業柄、整形を繰り返しヒーローである自分を持続させようとすることが多く
byマイケル・ジャクソン



私は職業柄、、








お前らの職業などすべて偽りだ










ビックカメラの前でティッシ配りの胸倉をつかむ
はじめての人に会ったときにはまず自己紹介をするのが礼儀じゃないだろうか?
そしてティッシュ配りからはじまるお前の夢とビジョンと現実のギャップを涙ながらに語れよ
それからだ
俺がお前の差し出すティッシュを受け取るのかどうかを決めるのは
まじ文章を声を出したぐらいで俺に話しかけられると思うなよ、超アリエネー




通り魔ってのは、社会全体に殺されそうになってる奴の正当防衛だといえなくも無い



糞みたいな社会
糞みたいな広告
糞にまみれてみんな泣いてる
みんなも俺も、もうずっと困ってる
4倍は困っている。