1月22日

同い年の同僚は演劇をやっていて今日は何かのオーディションで休みだ
変わりに日本語が通じないおっさんが来た
ああいうのに仕事教えながらやってても給料が同じだと思うと割りに合わない気がする
事務所にいる奴らはぼくたちが何をしているのか知らない
ただ元受の担当者のサインがしてある伝票さえFAXすれば
あとは何も言わないし知らない
朝来るときにキヨスクで買っておいたビールを飲みながら駅までの長い道のりを持たせる
急にジャンバーが一枚しかないことへの苛立ちで心臓が高鳴る
遠くにモノレールの高架の灯りが見える
土木工事の看板を蹴りながら
帰路へ。