架空の日本で起こりそうな一般的な連続殺人犯のプロファイル


連続殺人の犯人は、2010年現在ほぼ男である。



神経症的な母のもとで育つ、
あるいは放任
あるいは虐待、溺愛と過保護
幼児期のショック体験。
また、祖母に愛情を受けている場合がなぜか多くない?
兄弟は無しか、犯行時に疎遠。



将来的には社会の道を大きく外れる彼だが
学生時代からあきらかな非行、不良少年と呼ばれるような道には走らない
また、重度の精神的障害をこの時点では発揮しない
適応と鬱積と受動性の間で揺れている。のでクラスでは目立たないことが多い、
優等生にもなれず、アウトサイダーにもなれず、平凡にもなれない、
孤立感を軸にしたアイデンティティの形成
そして孤立は何を生むか
妄想をうむ
彼は彼の妄想によって、傷つき危機に貧した自我を取り戻さなければならない
また、自我の存続のため、強迫観念と結びつきやすい




歪んだ自己顕示欲と求愛
自己愛性パーソナル障害→医者とのトラブルも多い
あきらかな弱者(小動物、幼児)日本人はロリコンが多い、をターゲットにする
犯行声明、ネット掲示板の利用
収集癖、コレクター





専門学校生、大学、在籍だけしてていかない、中退
学内での顕著な問題行動は特にない
目立たない、ただ少し変わった奴くらい
これは未来の加害者にとって、一つの社会順応へのあきらめである。
劣等感と自我の補完、のために何らかの趣味?に傾倒するはずである
その趣味は多分あまり肉体を動かさない。
オンラインゲーム、写真、プログラム、中規模サイトの管理人、コスプレイヤー同人活動、詩、ライトノベルetc





死という概念に対する軽率さ
幼い頃に身近でおこる死。への解釈がないまま大人になる。
あるいは幼児期に、両親がかわいがっていたペットを死と同時にないがしろにするシーンを目撃する
といったような、生命を尊重という建前?の欠如





微妙な障害
雨の日になると薬指の第一関節が痛み、ものを持つことが恐ろしいといった
他者にとっては半ば愛と理解を持って受け入れがたい微妙な障害。
レントゲンなどを撮っても異常なし→専門家が言っているのだから間違いないと周囲→継続的な孤立感の醸造




自己愛を後押しする微妙な才覚





連続殺人を連続殺人にさしためる社会的な所以
臭いものには蓋をしろ的な社会の閉鎖性が結果的に、第二の殺人を起こす要因の一つになっている
第一の殺人が第二の殺人に移るとき、必ず社会による透明な後押しが存在するのだ
私たちはそれについて認めなければならない
俺達が本当に被害者と加害者の数を減らしたいと思っているのならば





仮に
文芸としての問題作を社会に提起したい場合
実のところ、死んで欲しいと思っている人たちが次々に殺されていくというのはどうだろう
これについての案はあるがあまりにひどいので書けない
また、通り魔と連続殺人は同居しえないだろうか
そのパラドクス




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連続殺人は、個人によって行われる。
連続殺人、という言葉を見たとき、耳にした時の
独特の高揚感とはなんだろうか?


同じ大量殺人でも、テロや戰爭は、ある国家や民族、主義、また軍事産業にとって利益になる
連続殺人はそういう意味で反利益だといえる
だからといってボランティア活動ではない むしろ真逆だろう(たぶん)
メディアは逐一新たな展開を伝え、被害者や加害者のおばあちゃんにマイクロフォンが突きつけられる
コメンテーターは次の仕事がなくならない程度の牙と良識を掲示しいざコマーシャルへ
無意識のうちに働く和とは、いかに恐ろしいものか



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法についての課題


人権という建前はどこまで通用するのか?
人を殺した人間に人権は適用されるのか?

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自分のためのメモ
これは、フロイトの射精欲求はある時期に接触欲求から派生するため、子供の精神を持った者は性的結合をする意思がない…という説に由来する。

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1988 宮崎勤
1997 酒鬼薔薇聖斗

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精神障害者は論理的な思考が欠落しているというのは迷信であると思う
ただ単に適応能力が低いだけではないか
適応能力に長けていることを、論理的思考と呼ぶのならば話は別だが。

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障害者も
社会の中で
自立していくべきだという風潮は
社会の中にも、その家庭の中にもある
でも、なぜ自立しなければならないのか?
そこには健常者?の損得勘定が働いているのではないか?
みなで簡単に財布の中身を出し合い、助け合えばそれですむだけの問題じゃない?
貯蓄をし、名刺を持つということはそれほどよいことだろうか

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感情的になることは紳士的ではないという
では紳士は何をしているのか
税金をおさめてパンストを破っている