日記

日曜に子供が熱を出し
月、火、水と今日で三日目か
さすがに昨日の夕方あたりはきつかった
虐待してしまう親の気持が分かる
だんだんこういう我慢をする力は、この数年の地道な忍びの道のりで少しずつ強固に固めてきたが
それでも元々の俺の素質がそうでないのだろう
大人のふりをした子供が子供を育てているという感じかもしれない
自分の手を自分で抑えながら
酒を飲んで感覚をぼやかしたり
わざと掃除に集中して家事に追われているふりをまっとうしながら
エリが帰ってくるのを祈るように待つ
まあ、あっけらかんとこういうことを書くが
そういう人は結構多いと思う
育児放棄とか育児欝とか、まあたまにニュースでもやってる
俺はこうして書き、誰かに読んでもらうことによって自分の中に悪が鬱積していくのを避けている



ここのところ、ニコ生クルーズ民であった
自分が匿名の外野という立場に立ってみれば、ああ群集心理とはほとんどたわいのない
通りすがりの妖精のいたずらのような
無邪気であり無責任であり
悪意はあるかもしれないが悪気のない、
俺は常に大多数の気持ちの悪い人々というものを恐れていたが
俺も同じムジナであることがわかった気がするし
そうわかると、もう少し俺とみんなというものがうまく精通しそうな気がしてきた





メジャーで一枚アルバムをだそう
ずっと活動を続ける必要はない
http://ancientmagic.web.fc2.com/
ここは俺の曲をこれからまとめようとしているサイトだけれど
ここの「対時代」の分野でアルバムを作りたい
たぶん、それくらいできるだろう
俺が目標に置いている俺のやる仕事だ




今日の午前に健吾から電話があり
こいつはまあ二十年来の連れで俺のアパートに居候していたこともあったんだ
最近では数年に一度会うか会わないかとかまあそういう感じだか。
かつては酒を飲んで階段から落ちてもゲラゲラ笑って消化器をそこらにぶちまけるような奴だったが
今日の電話のトーンは俺が彼から経験したことのないほど低く
自分が抱えている不安や悩みを15分くらい立て続けに話した
俺はそういうふうに健吾が弱気であった試しを今までみたことがない
問わず語る微妙な精神状態のヤバさを健吾は電話越しにまだ認識していた
本当にヤバくなるまえに誰かに話を聞いて欲しかったのだという
俺がヤバくなったときに助けてくれるか?と聞くので
誰か殺すの?と聞いたら
会って話しをきくだけでいいそうだ
そんなのは構わんがな、と言ったら健吾は泣いたので俺はびっくりした