若さとギャランティー

例えば3万円でも心外だ
5万円でも二兆円でも
それで慰められないので、心外である
プロフェッショナルは忠実に仕事をこなすが俺はアマチュアなので我侭にやる
プロフェッショナルはお客に満足を与えなければならないが
俺は満足を信じていないので他のものを放出する
なぜなら俺はプロフェッショナルな奴らよりもプライドが高いからだ
プロフェッショナルな奴らより俺には世界に対するこだわりがある
俺は需要と供給という概念に対し、広い心を持って無視し
提示しなければならない
つまり関係とは、関係がないのだ
美術館の中だけにおさまる美術は、素人の遊びだ
芸術とは、直接人々の生活に衝撃波を与えかねないもののことである
つまりとても危険なもので、決して素人にはお奨め出来ない
3万円とか5万とか三兆とかで俺がへりくだると思っているのだろか
ナンセンスだ
俺は
詩を書くときだけ詩をやっているんじゃない
存在は時給に換算できない
三兆で変換出来る痛みではない
存在を行う何者にも、すべての空気は埋められない
取引を持ちかけられることに対しての怒りが
おさまらない
俺は、
義理と人情の為に
出かけていくのに、
社会契約論は常に残酷で
平等で
すました顔で
俺に取引を持ちかける
人間になる勇気を持てず
動物から機械にワープしちゃう
臆病者どものことだ!


俺は、心が欲しい
愛が欲しい。