怒りと疲れ
どんなにな尽くしても
子どもが泣き止まないので
殴りたくなってくる
泣きたいのは俺だよとか
そういう時には「逃避」が必要だ
怒りの対象から物理的に離れること
息子といえども
うんちは臭く
娘だったら違うかもしれんが
他の「男」の世話をするのは
プライドが傷つく
俺はそういうふうにパパではなく
昔の古代の男だ
おむつを替えながら吐きそうになる
それを理由におむつとうんこと息子の神を石神井式の弓で射るというようないにしえ風のストリーの嫉妬の現れにも似た
仕事もいやで
病院もいやで
社会がいやだ
でも自分がおさまる枠があるって薄々信じたかった
米子の病院の裏で鳥が話しかけてきたことがあった
自然はいいね
だからセックスもいいんだろうし本能もいいんだろう
理性を許せば
破綻しかねない
残念ながら俺はヒーローではなかった
惜しいな
空ぐらい飛べるかと思ってた
アテンダントめ
クソったれ
俺はダム
大量の水を抱えてる
ちゅーか結構ギリ
ワンマンが終わるまで格好つけていようと思ってるぐらい
最低の人間でも人殺しでもいいから
自分の思っていることだけを歌いたい
無責任だけどあとのことはどーでもいいしそこまで手をまわせる余裕はない