自己研究

殺人者が犯行の発覚以前に、警察とかメンタル・ヘルスの専門家のもとに拘束されていた例は非常に多い。
けれども、その状況下では、彼のけたはずれな告白はたいがい信じがたいものとして受け入れられ、結局、
もっとも伝統的タイプの犯罪者を取り調べる方がましということになって、警察は彼をあっさりと釈放してしまうのだ。


                 シリアル・キラー/ジョエル・ノリス

一度あるいは二度三度と拘束された連続殺人犯が、そのさいに、捜査中の事件が自分の犯行であることをそれとなく告白し、
自分はまた殺人を犯すだろうと取調官に警告したことを、多くの捜査員があとになって明かしている。
彼らは話を信じてもらえず、釈放された。
自分が何をしているかについて、連続殺人者の多くは部分的な認識しか持たず、
しかも被害者を一つの象徴としか見ていないので、実際の殺害に関する記憶はきわめて大ざっぱで曖昧である。
ほとんどの捜査員が、助けてほしいという懇願や犯行に関する不正確な説明を、
けたはずれな殺人を働くことなどできるはずもない目立ちたがりの変人のたわ言だとして、しりぞけてしまう。


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彼は自分のまわりで何が起こりはじめているかを説明し、空想を人に話すことによって、強迫的欲求を静めることができるはずだ。


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実際、おおかたの連続殺人者の最も驚くべき側面の一つは、相手に嫌悪感もただの不快感さえも起させないというところにある。


                    シリアル・キラー/ジョエル・ノリス

連続殺人は発見しにくい病気である。
ほとんどの診断方法の小さな隙間を、実にうまいことにすり抜けてしまうからだ。


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だが、早めの介入が可能な立場にある専門家の大半が、
自分の見てとったものに嫌悪感を感じ、まるで自分自身の原始的な本能に恐怖をかきたてられるかのように、目をそむけてしまう。



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