2010-05-28 ■ 寝ゲロからまた 新たなる生命がうまれるのを 遠く ぼやけた視界で 寝そべったまま 見つめるとき コンクリートの床の冷たさが 逆の意味で 俺に命を吹き込む時 俺のヘモグロビンは元気だろうか? 挨拶しに行こう 忘れかけていた 俺のからだの隅々へ 墓地を歩く 石に 知らない人々の名 知らない名前のきれいな花たち 知らない名前の空気 なんて透き通った まるできみが 見えないみたいに