鳥取のお母さんから
会社の地引網で捕った魚が届いた

のでさばいて刺身にした
内臓とか、ぐろいな
内臓を窓から外の道に投げ捨て驚く人々を見てみたいという欲求にかられた
一塊の内臓を、駅やショッピングモール、ホテルのロビーに放置するだけで
小さなパニック状態が起きるのではないかと思えた
魚をさばくのは難しかった
つるつるしているのに、トゲがあったりする
だがテンションは上がった
いきものを解体すること いのちに対峙するということ
一時間ぐらいかけて五匹をさばいた
魚の名前は何一つわからない
刺身というか、魚の死体を食べているという気がしてあまりうまくなかった。


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自由と平等というと市民の権利のよう思えるが
実際、自由や平等は誰にでも扱えるしろものではないのではないか
自由や平等には、知性や勇気やビジョンの準備や実行が必要になるのではないか

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例えば、多様性を受け入れよう、とする時
多様性を受け入れようということに無関心な人
あるいは多様性を受け入れたくない人たち、という多様性を
どう受け入れるかというところで、一つ壁がある
権力者や大きな団体を打倒することのほうが、容易いのだ