2010-12-15 丸との対話 みえない車はみえない星をみることができる と、図書館の帰り道に丸が俺に言った 子どもは本質的にひとりぼっちだ いたらない両親に頼りながら不安定にその存在は揺れ続けている 自我が確定するまでの子どもの特別な愛しさとはなんだろう まるで魔法のようにすばらしい 宇宙に直接に面しているように そうして彼は俺を頼っているのだという