統合されるサイコパスへ


最近は、
人間、人生の諸問題を抱えつつも
あいまいな記憶や
対極する信念の下に
かなりぐだぐだで
ただ、悪いこと
殺すことなどを真剣に考えれば考えるほど
様態は楽になる
悪いことを実際に行おうとすることを考えると楽になるのだ
俺は悪いことを真剣に考えなければならないと
自己の存在の全体性の保守のもとに直感的に感じる
そしてそれらの考えを実際の行動に移してはならないともまた思う。
だが、思うことと感じることでは
はるかに、感じることのほうのがその衝動は強い
スミスは日々、自分を誤魔化したり
直感から目をそらしたり、理性という名の檻に
自分を閉じ込めようと苦心している
人あっての自分、というのにも確かにあるが
そもそも俺は俺それ自体で完璧なんじゃないかしら
それを証明したい。
確かにスミスは殺人と暴力と強姦のことばかりについて考えているが
それだけで彼と、例えばガンジーの理想が
共有されえないものだとは、誰にも言えないんじゃないか


スミスはやりたいとは思わない
スミスは悲鳴が聞きたいと思う
原始的な雄叫びを私は求める


君の苦痛と軽蔑
だがスミスは君を支配している
制圧、制圧、制圧、制圧



西暦2011年、
街は性的である
気違い以外はコスチュームプレイに講じた
統合失調症の患者は何を基準にその統合性を計られたか
医学、学問、モード
雨に濡れて簡単に情けなくなるモード
あほの集まり池袋
いつか、
統合されるサイコパス