小鳥の名は小島

またコンタクトを取ろうとして目のなかに爪を突っ込んでしまう
ディスプレイが眩しいのでサングラスをかけて詩を書く
隣人が「もうだめだ」と言う
まだまだ作業があるので早くこの詩の作業を終らさなければならない
今日の夕方には始終、俺の前を歩いている奴がいるので気になって仕方がないカッタ


現場は蕨であった
わたしは毎日そこでお産をする
すべての目の前で起こることが胸の小窓のたった一つの理論に集約されるので
これに呪いという名前をつけて保存しておく
そうしてそれを小出しにしながら毎日はてなダイアリーに書き留めるのだ
彼の名を小島と言う
小島よ


日本中の小島と世界中の小鳥をマンホールのなかに入れて
かくれんぼうかもぐら叩き


明日仕事なのかどうか分からないので一応七時に起きる予定。



鼻の穴の根元に
光が溜まっていて焦げ臭い
幻臭というものはあるのだろうか
幻臭 google検索  50,300件


allaboutの定義
幻覚とは、実際には存在しないものを知覚することで、声が聞こえてくる幻聴、幻が見える幻覚、また匂いを感じる幻臭などがあります。
http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20021209A/?FM=cukj&GS=mentalillness


でも実際に存在するかしないかってのが
せいぜい時代によって変わるのだから
実際とは何か?
存在とは何か?
知覚とは何か?
という説明がなされなければ、この文章はかなりいい加減なものといっていい
わたしたちの世界に対する捉えどころについて


小島は常に俯き
小鳥は常に飛び交う