夜中

幹線道路沿いで空気が乾いているのか鼻の穴がからからでのどが痛い
残りの牛乳を飲む
また書くのかよお前、という突っ込みが自分から自分へ入る
ブログかよと
職業柄執筆業なのに給料0円かよ、みたいな


煙草を探しているとき、他のことも探している
次にどの行を書けばいいのか分からないので残りのワインを飲む
常に理不尽なことを受け入れてしまう
これは癖だ
受け入れざるを得ない人格がそこにはある
違いの分かる何か
だからそれらを受け入れないために
肩肘をはって威勢のある風体を演じているというところはある
電車の窓に映る雑工
雑工は眉毛を整えていない
雑工は鼻毛が少し出ている
雑工はつめが汚い
雑工はほくろから毛がはえていてコンビニの前で氷結を飲む
雑工はやさしい
雑工は有り金を使ってしまう
雑工は臆病者
雑工は傷つきやすい
雑工は自己中心
雑工は



みすず学苑のヤマトタケル卑弥呼ソクラテスクロマニヨン人



街灯に虫がたかっている
俺は何にたかっているか?
光や電気にはにはどういった魅力があるか?
何が俺と地球との引力を維持させているのか?