私にとって真理であるのような真理を発見し、私がそれのそれのために生き、
それのために死にたいと思うような理念を発見するようなことが必要なのだ。

                      キルケゴール

膝の骨が折れたところに丁度落ちていた滑車がはまり
こうして線路の上を反対の足で漕ぐようにしながら夜な夜な旅を続けるわけだ
漕ぐ方の足だけが発達して、時にはその筋肉の異様な魅力によって
村の娘などに求愛を受けることもあるのだが