純粋MMO批判


2、MMOとキャラク


女性キャクタの無駄な露出が嫌だ
例えば、魔法などの超自然的な能力を使うに辺り
鉄などの人工的な物質は詠唱の集中や超自然的な力へアクセスするための妨げとなる
故に装備を身軽にしなければならない、とか
毒や麻痺などの状態異常の一つに、魅惑耐性などというものがあり
一部のモンスターに女性キャラの露出は有効、という設定があればいいが。


正式スタートから一週間が立ったウィザードリィオンライン(WO)だが
まあこれは他のMMOにも言えるがみんなほとんど同じ装備をしている
強い人は強い人で同じ装備をしている
弱い人達もまた初期に装備できる限られた範囲内の同じ格好をしている


ウルティマオンラインUO)では、顔や体型にまったく個性はないが
はじめたキャラクタがすぐに買える値段で染料というものが売っていて
それぞれ見た目に個性を出すことが出来た
鉄で出来た鎧や剣は高価なものであってもいいと思うが
布ぐらいは初期のプレイヤーが自由に扱っていいものだと思う。
発売から十数年たつが、UOのファッションにおけるシステムは、他のMMOより群を抜いて良いと言えると思う。
UOではわざとみすぼらしい格好をするプレイヤーがいたが他のMMOではそういう人たちはあまり見たことがない
聖闘士星矢みたいな人たちが光る鎧を見につけかわいいペットを連れて闊歩しているw
こういう人たちと仲良くなって冒険に出かけたいと俺はまったく思わないorz
初期のUOは自由であったし、プレイヤーも遊び心のある大人が多かったなあ





3、オブジェクト思考


布の話が出たのでついでに。
セカンドライフでは、プレイヤーがツールを使い、新たな存在していなかったアイテムを作れるのだという。
MMOにおいても、
紙、布、木、石くらいはプレイヤーが自由に加工できたっていい気がする
本や印刷物の出版、服や装飾品のデザイン、椅子や家具、調度品の制作
石を積み上げて城を作るとか、数年の歳月をかけてプレイヤーがダンジョンを作ってしまうとか。
それぞれにスキルが必要ということにしてもいいし
ゲームの世界全体に影響がありうる行動については、長時間かかって苦労して実益はほぼないというふうにすればいい。




4、MMOとチャット


種族同士では会話が通じるが、異種族間では会話が通じない、通じにく
例えば、エルフとドワーフはお互いに半分ずつくらいは言葉が通じる
「おはよう」→「お××う」とか
人間と巨人族ではまったく通じないとか
コミニュケーションに弊害がある世界を作りたい


全チャとか世界チャ、ワールドチャットというのは愚の骨頂だと思う
PTの募集、売買、雑談についてはそれぞれ他に作れるシステムがあるし
実際プレイヤーがプレイヤーたちの住む世界の雰囲気を悪くしているということは多々ある
全チャでしゃべる人たちがそのゲームの雰囲気を作ってしまうというのはとてもよくない。
エンターを押せば、誰にでも自分の言葉を発進できる万能感は冒険に対するリアリティーを前提から砕いている
基本無料アイテム課金MMOの全チャはまるでメンタルヘルスを思わせる。


MMOにおいても、ソロプレイを好む人というのは結構いる
ネットゲームにおいてまで人間関係に疲れたくないという人が結構いるからだ
だが「言葉」自体がつかれるわけではない
建前と本音に疲れるわけだ
本来、言葉はコミニュケーションの為の道具であり、
目的は心や意志を相手に伝えるためであると思うが
ネットという感情や表情が伝わりにくい世界で誰もが饒舌に語ることは困難である
むしろ、言葉は行動にとって変わったほうが良い。



2ちゃんねるには、どのMMOにもほとんど晒しスレというものがあり
嫌いなプレイヤーやたちの悪いプレイヤーの情報を書き込むスレッドがある
まあほんとに暗い話なんだがw極めて現実的だ
ネットコミュニケーションが抱える、ある種のストレスを軽減することの出来る仕組みを作ることは可能だ。
人はアイコンタクトで物事が通じる世界のほうが嬉しいのだ。






5、MMOの世界背景


コンピューターRPGの初期から何十年、神と悪魔の戦争云々〜
というところから抜け出すことができないのはなぜか?
例えばウィザードリィのⅠの世界には、神と悪魔という概念がまったく出てこない
プレイヤーは単なる一介の冒険者であり、世界を変えることも王に歯向かうことも女性と出会うこともできない存在だが
プレイヤーはウィザードリィをしながら不自由を感じることはない
これはウィザードリィのゲームコンセプトが明確であるからだ
ゲームを作るにあたって、様々な技術的な限界や制約はあろうが
自由度とコンセプトを両立させるということは、MMO制作にとって重要なことであると思う。